2011/09/28

【Mac】MacBook ProにIntel SSD 320シリーズを換装

今回はDIYです.

MacBook Pro (Early 2011) 13インチにHDDの代わりにIntel SSD 320シリーズを換装した!という話.

注意:
換装したMacはAppleのサポート対象外です.自己責任で!
・データのバックアップが大事.
・トルクスドライバー(T6)という特殊なドライバーが必須.
・操作を誤ったり,PC内部を傷つけるとPCが逝きます.
8MB病と呼ばれる症状が出るかもしれない?(最近は大丈夫?)のであくまで自己責任.

方針:
・簡単,シンプルに!
・PC内部のHDDをIntel SSD 320シリーズに換装
・OSを再インストール後,バックアップから復元

参考:
速いぞSSD! MacBook ProのHDDを交換した|ASCII.jp
MacBookProにIntelのSSDを換装して、取り出したHDDをOptiBayでマウントして、DVDドライブは外付けにしてみたよ(写真解説つき)|otoyasumi.jp blog
やさしいMacBookProの育て方 – SSD+HDDで快適生活|KRAY
MacBook(白)をSSD化![3章:OSインストール編]|Jobweb SystemDev. Blog

準備するもの:

・SSD
・MacのOSインストールディスク
・トルクスドライバー(6番)
・精密プラスドライバー(00番)

方法:
1.背面のネジ(10本)を外し,PCの裏面を開ける.精密ドライバーで簡単に外れます.


2.写真の左下.HDD部分を外す.ネジ2個.
ゆっくりSATAコネクタを外す.これをミスるとまずい.写真は外れた所.

3.HDDの位置を安定させるマウンタ代わりのネジ(4個)を外す.ここでトルクスドライバー(T6)が必要.そのネジをSSDの側面に装着して,SATAコネクタを接続してからもともとHDDがあった場所にSSDをしまう.
上の左がHDD,右はSSD.下はSSDが収まったところ.
裏面を閉じて換装完了!

4.OSの再インストール.
このまま電源を入れても起動しないので,インストールディスクを挿入.ディスクユーティリティでフォーマットしないとインストールできないのは注意.後にインストール開始!30分くらい?

5.Time machineバックアップから環境の復元.容量によるけど,約30分程度で復元完了.元のPCが戻ってきた.

以上!

速い!ベンチマークとかを取るのは面倒なのでやりませんが,速い.また僕の環境下では接続について特に問題無し.最高です.

MacBook Pro (Early 2011) 13インチが現段階の最強マシンになりました.

2011/09/18

【TeX】スライドの背景を画像に設定する方法

久しぶりに更新.

すごい忙しいと何らかの進歩があるのが不思議.
今日はBeamerでスライドを作るとき,画像を背景にしたらいいなとずっと思っていたのが実現した!という話.

方針:
・簡単,シンプル!
・Mac上でpTeX.appを使用してる人向け?
・dvipdfmかdvipdfmxでPDFへ変換.
・動けば良し.


ちなみにTeXの入れ方はこちら(Snow Leopard)を
Beamerの入れ方はこちら
PDFを画像として貼付ける方法はこちらを参考にしてください.


方法:
1.設定確認
PDFファイルを貼付ける場合はdvipdfm等で変換したいので,プレアンブルの第一行に

\documentclass[dvipdfm]{beamer}

と宣言してあるかを確認(dvipdfmxでも良い).

2.背景画像を設定
例えばfig.pdfを背景画像に設定したい場合,背景画像にしたいframeを以下のように囲みます.

{
\usebackgroundtemplate{\includegraphics[width=\paperwidth]{fig.pdf}}
\frame{slide}
}

こうするとこのスライドの背景だけ変わっている.Beamerの機能なのか?たぶん.
これだけ.

例:
例えば以下のスライド
を今まではBeamerで色を設定して,背景を変えていました.こんなカンジに.
若干,苦し紛れです.でもこの背景を画像にするとKeynoteのような
こんな背景や、
こんなの.また
こういったカッコイイのも簡単に作れます.これらのスライドはKeynoteで無地をPDFで書き出し,それを貼付けたもの.Keynoteに偏っていますが,もちろんPower Pointで書き出しても使えます.

これを組み合わせると,こんなスライドも作れます.
これは背景が画像で,文字をBeamerで書いたもの.
ってか画像を貼付けられるのならば,KeynoteなりPower Pointで作ったスライドをPDF化してそのまま貼付けできます.

注意:
・画像の設定の他に文字の色を設定する事が必要.
・今回は黒字か白字を採用してますが,いろいろ設定可能です.

ということでKeynoteライクなスライドを目指していた僕にはもってこいの技で,TeXの数式機能,Keynoteのビジュアル性をだいぶ両立することが出来るようになりました.
あとはアピアランス機能ですけど,まぁ学会スライドにはいらないですから,かなり完璧に近づいてきました.